悩んでいる人が非常に多い「マスクによる肌トラブル」対策(3)


長引くコロナ問題で、マスクによる肌トラブルの悩みを多く聞くようになったところから、この件を、まとめてさらっと書く予定の今回。

さらっとまとめる予定が、相変わらず情報盛りだくさんになってしまって。これでもだいぶ削ってるんですけどねえ。

今回は、トラブルを大きく3種類に分けて書いています。

1)ニキビ

2)かゆみ・黒ずみ

3)乾燥、ガサガサなど

前回、書きながら2)を二つに分けるべきだったなと後悔したのですが、もはや遅く・・・。若干わかりずらいまとめ方になってしまってすみません。

美白については、以前かなりのボリュームで書いていたり、Hakuについても相当くどく(多分、資生堂の人に嫌われるくらい裏話も含めて)書いているので、今回は、スキンケアというよりマスク選びの話と、最後に乾燥とかの話を書きたいと思います。

2)かゆみ・黒ずみ の続き

スキンケアの対策としては、

1.バリア機能を高める

2.抗炎症作用の高い製品を使う

という2つの対策が有効ですが、そもそもマスクによる刺激を避けるという意味では

3.刺激の少ないマスクを使う

というのも、大事な選択肢だと思っています。

実際には、個人差(肌質や肌の敏感度)やマスクの個体差が大きいので一概には言えないのですが、とりあえず一般的な話として書きます。

普通に販売されている安価な使い捨てマスクの場合、不織布という素材を使用している場合がほとんどです。

この素材や、マスクを接着するための接着剤、不織布を作る際に使用される洗浄剤などの薬剤の残留などが合わないという人が少数ですがいらっしゃいます。

また、コロナ対策としては、肌に密着し、外気を入れない構造が必要ですが、これによりゴムの部分や頰にあたる部分が擦れてしまい、肌荒れを引き起こしているという指摘もあります。

本当にウィルスを防げるのは、「n95」という規格に合った高機能のマスクなど、一部の専門的なマスクだけで、実際に市販されているマスクに防護機能は無いと言われます。

むしろ自分がうっかり保菌者になっていた場合、咳などの飛沫を外に出さないために有効なものという認識です。

この場合、密閉性はさておき、肌当たりの良いマスクを、常につけていることが重要かなと。

おそらく肌当たりが一番優しいのは、ウレタン性の一枚マスクですが、流石にこれはウィルス保護機能がなさすぎます。

こんな感じのやつ。軽くて付けやすいし、肌への負担も少なくて良いですけどね。

自分自身や、身近な肌の弱い人からのヒアリングを見ていると、布製のマスクは比較的トラブルが少ないよう。

色々なブランドのものがありますが、こういった浴衣地を使ったマスクは、肌当たりが優しい上、デザインがおしゃれで、いろんな人に褒められました。

やっぱり綿は肌に気持ちいいです。(個人の感想)

ウィルス対策という意味では、マスク内にティッシュを挟み込むなど、少し工夫が必要ですが、日常生活ではこのくらいでも大丈夫かなと思っています。

3)乾燥、ガサガサなど

ここまでは、目に見えるスキントラブルですが、ここまではっきりしなくても、なんだか肌が乾燥するようになった、ゴワゴワする、ガサガサする、という声も多く聞かれます。

こちらは、マスクによる弊害、つまり

・マスク内が高湿度になる

・マスクを外した時との湿度差がある

・マスクによって肌が擦れる

などが総合的に作用していると思われますが、特にきになるのは2つ目の、マスクをつけている時と外した時の湿度差の刺激が肌へ影響を与えやすくなってしまいます。

そもそも、マスクをつけているから、湿度が高く、肌が乾燥しないと思いがちなのですが、これは間違い。

むしろこの湿度差によって、汗をかいた肌が、インナードライに陥りやすいように、水分は奪われがち。

かといって、いつも以上にスキンケアをがんばるくらいしか、有効な手立てがないのが正直なところなのが、辛いところですが、少なくとも手抜きをしないように気をつけたいものです。

メイクは抜いても大丈夫そうですが(笑)

保湿という意味では、機能性表示食品を有効活用するのもオススメです。

保湿のスキンケアは、やりすぎるとかえって肌に負担になったり、またたっぷりつけた保湿クリームなどが、マスクに付着してしまって衛生的に問題があるなど、気になることも多いもの。

マスクをつけているときは、重いクリームや、粘り気のある美容液などはNG。

肌馴染みの良いスキンケアを心がけ、例えば美容オイルなどを利用するのが良いかなと。

そして、肌の水分量改善や、肌質改善作用のある美容サプリを併用することで、肌を内側から強化するのがオススメです。

肌水分量改善といえばオルビス。こちらは機能性表示ではなく、トクホというしつらえ。

この差が一般に伝わりにくいのが困ったところですが、業界関係者は、すげえなあポーラ、と感心したのです。

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こちらも話題になったキューピーのヒアルロン酸サプリ。

こちらは機能性表示食品ですが、出どころがキューピーさんというのがミソ。

やはり食品大手が出す健康食品というのは、原料選びが一味違いそうな期待感があります。

キユーピー ヒアロモイスチャー240

https://kewpie.blueflag.co.jp/lp/n_hym021_02/

それにしても、冬は肌の乾燥や、それ以上に種々のウィルスの蔓延など、気になることが沢山。


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