パッションフルーツが熱いらしい

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メール購読している米国の化粧品専門雑誌Cosmetics & Toiletiesをななめ読みしていたところ、そういえば、最近やたらパッションフルーツが目に付くな、と気づいて、ちょいと調べてみました。

わりに最近の記事だとこのあたり

（抜粋）

Researchers out of Mae Fah Luang University and Walailak University, Thailand, have a new passion for passion fruit: sun protection. A new paper published in the Brazilian Journal of Pharmaceutical Sciences describes how extracts from sustainbly sourced passion fruit seeds were incorporated into makeup and assessed in vitro for sun protection effects—although more so in one formula than the other.

（グーグル翻訳／一部修正）

タイのメアファールアン大学（Mae Fah Luang University）とワイラライク大学（Watailak University）の研究者たちは、パッションフルーツに対する新しい情熱を持っています。ブラジルの医薬品科学ジャーナルに掲載された新しい論文は、持続可能原料であるパッションフルーツの種子からの抽出物がどのようにしてメイクアップに取り込まれ、太陽の保護効果についてインビトロで評価されるかを説明しています。

記事のタイトルが「New Passion for Passion Fruit: Sun Protection」という、まベタっちゃベタ（笑）

記事によると、パッションフルーツの種子に含まれるポリフェノールの働きが素晴らしいということのようで、主に日焼け防止としての働きに着目しているのですが、実際のところ、ポリフェノールは抗老化として最も有力な成分の一つ。日焼け止めだけに注目とは、もったいないことで、と思っていたら、やっぱりいました。大手は目の付け所がいいですねえ。

（記事抜粋）

(パセノール™)とは、森永製菓が食品素材の研究を広く進めた結果、独自に開発に成功したパッションフルーツ種子エキス (passion fruit seed polyphenol) です。

ページのデータを見る限り、かなりすごい原料のようです。

レスベラトロールと比較しているあたり、さすがよくわかっていらっしゃるという感じ。レスベラトロールは、国内流通している原料だと、価格があまりにも高いのと（最近、某お醤油メーカーが比較的安いのを出していましたが、それでも高い）、安定性がいまいちなので、あまり使用されていませんが、やはり代表的ポリフェノールで、非常に効果が高いことは有名。

パッションフルーツ種子は、このレスベラトロールより効果が高いような位置づけで、期待できます。

で、やっぱり、化粧品応用がされていました。森永さんも、ついに化粧品への参入です（あ、もっと前からやってたらすみません）

ジェルをチューブタイプで、しかもヒンジキャップ（ワンタッチキャップ）にしないあたりも、化粧品開発を長年やってる私にとってはツボなんですが（マニアックですみません）。

ジェル系で、オールインワンで、ポリフェノール系だと、男性美容にもってこい。パッケージのハートマークと、キャップの金が若干ハードル高いのが惜しいところですが、これは買いだと思います。

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